NO.26 河田弘道のトーク・ライブ: Q & A  (無断転載禁止)

NO26 河田弘道トーク・ライブ: Q & A  (無断転載禁止)

    注:106日開催しましたトーク・ライブに於きまして、時間の都合で皆さま  からのご質問にお答えする事ができませんでした。当日主催者からのアナウンスがありました通り、本BLOGでご回答させて頂きます。尚、皆さまから頂きました、沢山のご質問は、書面の都合で幾つかのカテゴリーにまとめさせて頂きご質問に対するご回答とさせて頂きました事をご理解とご了承下さい。

 

Q1:残念ながら今季巨人は4位に終わりました。育成の象徴だった松本選手が引退しましたが、鹿取GMをどのように評価されていますか?私は、清武氏を高く評価していたのですが・・・。

 A1:本ご質問のキーワードは、鹿取GMをどう評価していますか?という事だと理解しました。

     鹿取氏は、ご存知の通り今シーズン開幕して前半戦途中で堤GMが突如の解任、退団により後任として迎えられました。前任者の清武氏、堤氏は、読売新聞社の記者職がご専門の方々でした。鹿取氏は、プロ野球選手、コーチとしてのキャリを持たれ、堤氏のGM補佐としてフロントのキャリアもあります。よって、嘗てのお二人のGM経験者より当然プロ野球現場に詳しく、フロントに於いてはGM補佐として短い期間でありますが、経験をされている方です。

  シーズン前半途中から本要職を受けた同氏に対して、河田が現時点で評価をする事は、大変僭越、且つ適切でないと思います。あえて、申し上げますれば本年度10月のドラフト会議での新人選手選択に於ける選考が、昨年度までと変わらぬコンセプト(球団、テイームのビジョンが不明確)であった事が気がかりです。

  その理由として、何故清宮選手を1位に挙げたのでしょうか。また、現テイーム状況、戦力の後先を考えず人気選手を追っかけ指名したように思えてなりません。その後、そんなに捕手に固守するならば、何故広陵高校の中村選手を1位で挙げなかったのか。競合は、わずか広島、中日だったので確率は、遥かに有利でした。また、同選手なら三拍子そろった珍しく有能な選手と客観的に評価していますし、三塁手としてのコンバートも在りえたと思います。

   鹿取GMを推挙、任命された経営者は、同氏にどのようなテイーム作りを期待し、どのような権限を与えられているかによります。それにより、GMのベースボール・アドミニストレーションに於ける、マネージメント手法と能力が問われます。経営者が彼に求めている成果と結果は、今後2シーズンでフォーカスできます。よって、少なくとも3シーズンは、経営者が短気を起こさずサポートして挙げることが寛容かと思います。

  若い有能な選手を獲得しても、1軍で数回使って結果が出なければ直ぐに二軍に落としてしまうような伝統的な編成、指導コンセプトでは、また外部からの戦力補強に頼ったその場しのぎの編成プログラムのような気がしてなりません。読者の皆さんは、どのように思考されますか。

ご参考までに:

河田弘道BLOG」に詳しく掲載させて頂いておりますので、ご参考にして頂けましたらより一層詳しく理解して戴けると確信致しております。以下ご紹介―

河田弘道BLOGURL検索hktokyo2017041.hatenablog.com

NO.15 河田弘道の正直な見解:どうした東京読売巨人軍

  Ⅲ.ベースボール・アドミニストレーションの基軸

   1GMは、編成統括責任者

   2.プロフェッショナルGMのあるべき姿

     GMの職責と責務とは~

     GMは、職責、責務を理解しているか~

NO.20 河田弘道プロ野球の視点:どうした東京読売巨人軍

     (最終回)

 Ⅷ.東京読売巨人軍から東京読売GIANTSへ、

  3東京読売巨人軍の復活は、新GMの双肩にあり~

    新GMへの提言:

 

Q2: 防御率上位の投手陣を擁しながら勝てなかった巨人軍の戦いはどこが間違っていたのでしょう。また、高橋由伸監督は指揮官としての適性があると思われますか。

 A2: 大変厳しいご質問、ご指摘です。

     本ご質問のキーワードは、テイーム防御率を視点とした高橋監督の適性、能力の是非を問われています。ご指摘の通り、今シーズンの防御率は、3.31とリーグ2位となっています。本来なら勝率は、リーグ1位、2位の位置にいるはずのテイームです。しかし、野球という競技は、相手テイームより1点多く得点出来て居なければ、投手力が良くても勝てない競技なのです。逆に、幾ら得点しても最終的に1点余分に相手に得点を与えた場合には、これまた勝てない競技なのです。しかし、ボールゲームの大前提は、先ず防御(デイフェンス)ありきです。

    この意味においては、戦力が整っていたという事です。攻撃陣は、昔からよく言われます水物という表現をされますが、相手投手の出来不 出来により全く別人と化すのも事実です。本年度の攻撃陣(オフェンス陣)は、デイフェンスに劣らず、十分に戦える戦力であったと思います。それでは、なぜ勝てないのか? 勝てないのでなくて、勝たせるために必要なマネージメントの出来る人材がいなかった。という表現が適切ではないかと思います。フロントは、何故気付かないのでしょうか。

    近代ベースボールは、選手の能力のみに頼るゲームマネージメントではテイームを勝利に導けない事をよく理解できていないようです。

 高橋監督に適性があるか。とのご質問ですが、残念ですが現時点では、結果が全てです。適性があるのであれば、昨年、今年とこの戦力であれば一つは、勝たせていると思います。球団は、2015年秋に突然現役選手で在った人間を監督に据えた経緯があります。彼は、コーチ、指導、フロント経験も、充電期間も皆無でした。いきなり東京読売巨人軍の監督に就任したのですから、今日の成果と結果の全てを彼に背負わせるのは酷な話です。この意味は、武器を持たずに戦場にいきなり立たされたのも同様でお気の毒です。

    本球団の歴代の監督は、嘗ての四番か、エース投手です。しかし、この看板だけで巨人軍の監督は、務まりません。本慣習と伝統を今後も継続、継承するならば、監督を取り巻くフロント、現場の補佐役に必要とされる資質の高い人材を確保し、監督をサポートする事が大前提です。2016年、17年シーズンを見る限り、これらの人材は、見当りませんでした。

 ご参考までに:河田弘道BLOG」に詳しく掲載させて頂いておりますので、ご参 考にして頂けましたらより一層詳しく理解して戴けると思います。

以下ご紹介―

河田弘道BLOGURL検索hktokyo2017041.hatenablog.com

NO.16 河田弘道プロ野球の視点:どうした東京読売巨人軍

   Ⅳ.ジャイアンツに於ける監督の位置付け:

     1.巨人軍監督の虚像と実像:

     2.監督選考の実態:

     3.例外的な人物の紹介:

NO.17 河田弘道プロ野球の視点:どうした東京読売巨人軍

   Ⅴ.プロ野球の指導者に何を求め期待するか

     1.監督がお飾り的な場合~

     2.契約雇用体制の有効活用~

     3.リーダーたる気配りの必要性~

 

以上、ご質問に対するご回答とさせて頂きました。尚、次回も引き続きご質問に対するご回答を予定致しております。

 

河田弘道

スポーツ・アドミニストレーター

スポーツ特使(Emissary of the SPORTS