K’sファイルNO.125:激動の2020年の幕開け

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K’s
ファイルNO.125:激動の2020年の幕開け

無断転載禁止            毎月第二、第四木曜日公開予定

 

ご挨拶                    202019日木曜日

新年明けましておめでとうございます。

2020年は、激動の幕開けと共に新年を迎えております。読者の皆様におかれましては、新しい年をお迎えされるに当たりましてどの様な期待と願いをされましたでしょうか。本年もK’sファイルが内外スポーツ界に巻き起こる摩訶不思議な出来事に対して、メデイアが報道しない疑惑の核心、真実、専門的な知識を読者の皆様にお届けできたら幸いです。今後共一層のご支援とご協力の程お願い申し上げます。K’sファイル筆者より

 

国際情勢

昨年暮れの深夜。関西空港に事前に駐機していたプライベートジェット機で国外逃亡を謀ったカルロス・ゴーン氏(元日産自動車会長)、そしてそれを手引きした関係者達の様子は、新年早々、全世界に報道されるところとなりました。報道のソースの大部分は、ブルームバーグ通信社、FOXCNN、等と米国から発信されている事に興味深く、不思議に思わずにはいられませんでした。本逃亡劇は、まるで映画007のジェームズ・ボンドのコピーを見ているかの錯覚を覚えたのは筆者のみならず読者の皆様も同様ではないでしょうか。このような劇場型犯罪は、今日に於いてはフィクションの世界ではなく我々の身近でも起きる時代となっております。

彼らの感覚は、全てを自分本位に物事を思考し、全て権力(金)で支配できると思い違いしている人種の様です。またこれは、何人で在ろうとも人間は巨大な権力の座に長期居座ると初心を忘れ私欲に取りつかれるという生きた教材を我々国民に教えてくれたようです。我が国は、外国人に対しても大変寛容で法を破ることをする人達には天国と言われる所以の悪例かも知れません。此の所規模は小さくても同様な人物、手口の犯罪者が日本人にも増殖している事も事実です。

また、国際情勢に於きましては、新年早々、米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭部隊のソレイマニ司令官及びその関係者がイラク、バクダッドの空港に於いて空爆による暗殺と衝撃的なニュースが世界中にオンタイムで配信、激震と共に2020年が明けたしだいです。関係各国は、これにより現在臨戦態勢です。

これは、中東の問題ではなく極東アジアの火薬庫に直結した国際情勢問題でもあります。平和日本は、何時まで自己中心的な姿勢を堅持できるか、非常に難しい現実と局面を本年年始から突き付けられている次第です。

 

国際競技スポーツ情勢

2020年オリンピック東京大会を前に、我が国はオリンピック一色で国民、社会、マスメデイア、スポンサーとお祭り商戦たけなわの状況を迎えています。近隣諸国の戦争危機迫る状態には目を背け、また毎年起きている、起きるであろう国内での大自然災害の被災者、災害、防災、等にも時間の経過と共に目を向けようとせず、国家、国民の命を守る危機管理もままならない状態に国民、社会もあまりシーリアスに受けとめている様子が伺えません。この様な国内外の情勢から、オリンピック大会は、常にポリテイカルゲームの標的とされて来た歴史に於いても非常にリスクが高まって来ていることを覚悟しなければなりません。

K'sファイルに於きましては、昨年末に第一、第二、第三弾と三回に分けて「何故IOCは伝家の宝刀を抜いた」をテーマにIOCの横暴な強権発動を発したその原因と問題の奥深さを解析しながら真意を読者の皆様にお伝えさせて頂いた次第です。大多数の国民、社会は、何故IOCが準備完了していた東京五輪のマラソンコースを五輪開催9カ月前に札幌に移転したか、等の真意を理解出来ていないまま、マスメデイアはもう過去の物として語りもしなくなっています。この様な姿勢は、如何にも今日の日本のマスメデイア、社会そのものの様に思えてなりません。

本ファイルは、皆様もご存知の通り日本国内のみならず世界各国に同時に発信され、自由に読まれています。新年早々から本ファイルの本テーマへのアクセスは、24時間驚異的な数値を叩き出している次第です。本テーマの何に読者の皆さんが共感、共鳴されたのかは不明です。

 

国内競技スポーツ情勢

丁度新年は、冬の風物詩の大学箱根駅伝の時季でもあった事からか、現役の国際マラソンランナー、嘗ての国際的な陸上競技の元選手名で、「箱根駅伝の利益は何処へ」との疑問が初めて現役アスリートから指摘されました。そして、この指摘が初めて日本の複数のマスメデイア(サンスポ、スポニチ)にこの選手達の疑問が活字で掲載された次第でした。筆者は、本K'sファイルで既に掲載、公開致しておりましたので、この複数のアスリート達と掲載したマスメデイア社にコメントをさせて頂きました。

以下内容:

「大迫選手、為末氏へ、貴殿のサンスポ、スポニチアネックスへのテーマは、K'sファイルNO.76~80に明快に掲載致してありますので、ご笑読頂ければ99%理解、納得いただけると思います。K'sファイルの存在をご存知でなかったようですね。K'sファイルNO.で検索されれば誰でもご笑読可能です。しかし、無断転載禁止ですのでご注意下さい。

このコメント以降、「K’sファイルNO.7680:日本の冬の風物詩大学箱根駅伝は誰の物?」へのアクセスが急増致しています。本ファイルは、限られた日本国内の読者の方々にのみしか存在が知られていなかったようです。年末年始のK’sファイルにより大きく読者層のみならず読者数が飛躍的に変革しました事をご報告させて頂きます。

 

国内大学競技スポーツ

近年大きく国内に於いてクローズアップされていました、大学競技スポーツではありますが、いつの間にか日本版NCAAも大学スポーツ協会(UNIVAS)もスポーツ庁、コマーシャル・マスメデイアからも消えてしまった現実、これが日本に於けるスポーツ・アドミニストレイションの本質なのかも知れません。或は、東京五輪に飲み込まれてしまったのでしょうか。

スポーツ庁により打ち上げられたこれら花火の中には、各大学にスポーツ・アドミニストレイション、スポーツ・アドミニストレイターを配置する構想が掲げられていました。しかし、何時しか消滅してしまった事は、本をただせばこれらを持ち出した方々に専門的な知識、経験キャリアも持ち合わせていなかった、唯のスポーツ庁の話題作りで在ったのかも知れません。折角の機運がこのようにして消滅することは、中身が無かった事を証明している証なのかも知れません。

 

2020東京五輪

本年7月に迎える東京五輪は、酷暑多湿の東京で開催されます。選手のみならず、関係者、観客に取って安全で事故の無きよう唯ひたすら無事を祈る次第です。最終的には、先ず何が起きても最終責任は自分にある事を忘れず、無理のない手段、方法を常に強い意識を持たれて対応、判断、決断、行動されて下さい。

東京五輪の宴の後は、全ての負の遺産を現世代の日本人一人ひとりに背負わされています。多くの理不尽な出来事を起こした文科省スポーツ庁JOC組織委員会、競技団体、主催都市の4年間のマネージメントの成果とその結果が噴出して参ります。スポーツ・アドミニストレイターとしての視点で申しあげさせて頂きますと、嘗ての長野オリンピックの後始末を散々と見せつけられ経験した、財務に関わる重要書類、証拠が大会終了前に「焼却処分」されていた等のレベルの低い関係組織、団体、関係者諸氏でないことを切に願います。

以上を持ちまして年始のK’sファイルの筆者からのご挨拶に代えさせて頂きます。

文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレイター

スポーツ特使(Emissary of the Sports

お知らせ:本年もK'sファイルは、時事のスポーツに関する話題をテーマに述べさせて頂く予定です。本ファイルは、筆者のスポーツ・アドミニストレイターとしての視点と経験を基に述べさせて頂きます。