KファイルNO.194:急速に変色して行く日体大の現実と将来を危惧

KファイルNO.194:急速に変色して行く日体大の現実と将来を危惧

無断転載禁止              毎月第2、第4木曜日掲載

スポーツ・アドミニストレイター

日本に初めてスポーツ・アドミニストレイション論を導入

日米で実践スポーツ・アドミニストレイターの先駆者

プロフィールは別途ご検索下さい

 

目次

 お礼

   ■読者からのご心配なお便り

   ■本件に関する筆者の私的見解

Ⅰ.政治家は何故教育とスポーツ界の権益に興味を抱く?

教育機関と学生達を政治家の政治利用は厳禁

Ⅱ.体育大学はKファイルを静かに開封

  1. 人事権は最大の権力の一つ
  2. 伝統的構造の解体には人事が最善策なのか

   ■教員採用は日体大卒を粛清し他大卒を優先か

Ⅲ.日本体育大学シリーズまとめ

   ■日体大を筑波大文化に置き換えようとする行為は犯罪行為

■スポーツカレッジ・アドミニストレイションの崩壊

==============================

2023年2月9日                        公開

KファイルNO.194:急速に変色して行く日体大の現実と将来を危惧

無断転載禁止

体育大学変質は誰の原案だったのか

お礼

 KファイルNO.192、193は、日本体育大学の現実の問題を時事の話題に沿って述べさせていただきました。如何だったでしょうか。ファイルには、読者からのお便りも掲載させて頂きました。その後、全国から沢山の電子メール、SNSを通してのコメント、メッセージ、電話を通じての読後感、感想、ご意見、等々と様々なお便りを頂いています。

特にSNSへのアクセスは、実に1日に約3万件頂いています。その多くは、全国の体育大学卒業生のみならず、他大学の関係者の皆様、並びに大学院生の皆さん、会社、企業へお勤めの皆様、マスメディアの友人、知人の皆様と文科省スポーツ庁担当の記者の皆様からもご意見、読後感を頂き筆者自身学ぶところが多々あり心より感謝申し上げます。この貴重なお便りは、私の宝物です。

筆者にお手紙、コメントを下さるその多くの方々は、匿名ではなく実名である事が非常に信頼と親近感を感じています。そしてまた、存じ上げない方々は、自身のご身分を明確にされている方々です。この様な方々の特徴は、心より体育大学の健全な経営と教学に於ける教員、職員が個々の学生への真摯な対応並びに安全で安心な大学教育機関への変革を切に願っている方々でした事をご報告致します

■読者からのご心配なお便り

お手紙の中には、マスメディアが取り上げることを憚る重要且つ心配な内容文も含まれています。その内容をまとめてご紹介させて頂きますと

  • 何故、体育大学の経営者、大学管理者は、コロナ発生以前毎年の様に「スポーツ・文化交流」という名目で国交のない、渡航禁止国の朝鮮民主主義人民共和国に未成年を含んだ部活所属の学生達を連れ出すのか。
  • 此れを何故日本国政府文科省スポーツ庁、外務省は、見て見ぬふりをするのか。
  • 日本体育大学の理事長、学長並びに理事、評議委員は、どのような思想を持たれているのか。
  • 子供にどの様に説明するべきか非常に苦慮しています。
  • これは、危険な教育指針とアイディアであると思いますが如何なものか。この様な大学教育機関が我が国にあるとは、信じられません。
  • これらは、文科省庁、学校法人のコンプライアンスに抵触しないのでしょうか。
  • 我が息子、我が生徒には、この様な思想、政治活動の駒として使われる大学教育機関には推薦できないです。

この様な疑念と疑惑を寄せられているご父兄の方が複数名おいでる事も併せてご紹介させて頂きます。本件は、非常に教育機関で有るまじきプロゼクトであり、社会経験のないそれも未成年も含まれるようでは保護者達がご心配するのもごもっともなご意見だと思います。

筆者は、本件の報道を確かNewsとして「通信社があつかった記事」を拝読いたした事があります。

体育大学に対して、保護者がご指摘されている日本国政府は、国交を持たない、そして外務省が渡航禁止国に指定している国にあえて大学教育機関の理事長、学長が自ら、学生達を引き連れて行く目的は何なのだろうと、ふと本読者からの便りを拝読して改めて考えさせられています。

■本件に関する筆者の私的見解

通信社の報道にも確か体育大学の朝鮮民主主義人民共和国への渡航の目的は、「スポーツ・文化交流」と紹介されていた事を記憶しています。我が国においては、国家、国民の安全を犯された重大な侵害問題としての拉致問題は、全く進展していない状況下で、一体育大学とその学生達と保護者に何故リスクを伴う危険な渡航を何度も繰り返し強いるのか。一国民としても疑問を抱かざるを得ないのは当然のことです。

日本国に於いて、政府、文科省庁、外務省、マスメディアは、本件の見解に付いて一切触れないで今日迄参っている不思議な案件です。政府機関は、一日も早く体育大学の経営陣、大学管理責任者と同国との関係を情報公開して欲しいと願います。それにより学生の保護者は、ある意味に於いては理解が得られるかも知れません社会常識から鑑みますと、文科省庁は、本件に際して毎回体育大学への指導、注意喚起、危機管理、等を指導されていると理解して宜しいのでしょうか。そうであるなら何故、学校法人日本体育大学は、指導に従わないのでしょうか。

文科省庁、外務省からの国民、社会への本件に関わる情報は、皆無に等しい状況であると思われます。大学当局は、全学生達、保護者会、同窓生には十分な報告がなされて居るのでしょうか。そうでないならば、是非渡航報告会を毎回開催して、状況を学生達及びその保護者達のみならず、国民と社会に情報の開示をして頂きたいと願うしだいです。

教育機関では、学生達が安心して安全に学べる学園である事が大前提で在ります事を再確認させて頂きたい次第です。このような活動と行為は、何か安倍晋三氏、自民党が関わられていました外国籍の組織・団体が関与している様なイメージを保護者、国民社会に疑念を抱かせるように思われます。

Ⅰ.政治家は何故教育とスポーツ界の権益に興味を抱く?

教育機関と学生達を政治家の政治利用は厳禁

小生の個人的な見解として申し上げさせて頂きますと、体育大学に近年政治家との関係が急速に進行する中で、大学のカラーがブルーから赤に変色し始めているような気がしてならないのです。大学のこのような経営者、管理者の動向からも日本体育大学をどうされようとされているのか、既に変色してしまったのかも知れません。

このように国の施策と真逆な活動と行動を一私大の体育大学が断行する事など法治国家として如何なものでしょうか。通信社の報道では、「スポーツ・文化交流」と称されているようですが、このケースに於いてこの大義が認められるなら司法も行政も立法も必要でないとの証を強引な行動で示しているように思えてならないのは、私だけでしょうか。此れは、重大な学校法人日本体育大学としてのコンプライアンス違反に相当すると思われます。読者の皆様は、如何解釈されますでしょうか。

小生は、スポーツ・アドミニストレイターとして申し述べさせていただきますと

このような国策に反する行動を一教育機関が学生達を巻き込んだ行動を繰り返し強行する事は危険極まりない、日本の学校法人として許認可権を逸脱した無謀な行為であると判断いたす次第です

このような行為は、先ず大学法人の責任者が渡航に対する趣旨と目的を明確にし、学校法人を管理管轄する文科省庁に許認可の申請を提出し、渡航に関する管理管轄省庁の外務省に渡航許可並びに支援要請を願い出るのが第一段階ではないのでしょうか。これらの全ての諸手続きを完了して、許認可を受けての渡航であるなら全く誰もが異議を唱えたり不安を醸成する事などあるはずもありません。そして、それなら何故文科省庁、外務省、日本体育大学は、このプロゼクトを堂々と記者会見を行い国民、社会に対して体育大学として新しい教育の為の「スポーツ・文化交流大使として」渡航禁止の朝鮮民主主義共和国に渡る意義を胸張って告知して、何故出かけられないのでしょうか。

コロナも落ち着き始めていますので、本特殊プロゼクトを再開する準備を始めているのかも知れません。

Ⅱ.体育大学はKファイルを静かに開封

KファイルNO.192、193を配信して以来日本体育大学の情報があらゆる分野の専門の方々から筆者に集まって参っています。その中には、特に大学内部の卒業生の現役の方々は、差し迫る大学の危機を肌で感じていてもどうする事も出来ない現実の実態を鑑みると個々の教員が一切自身の意思も意見も述べられない環境に追い込まれている状況は想像を絶するに値する様子が伺えます。

民主主義国家に於いて、特に大学教育機関の現場に於いて言論の自由を封鎖されるとそのストレスは自ずとして学内に閉塞感を醸成し、その事態が直に大事な学生達の行動、活動を制限してしまうに至るのは十分理解できます。

1.人事権は最大の権力の一つ

それでは、これ程の権力を掌握するのは現体育大学に於いてどなたになるのか、素朴な疑問を持ち長きに渡りリサーチを怠りませんでした。その理由は、小生の専門分野、部門がスポーツ・アドミニストレイションでありますので、スポーツ・アドミニストレイターとした視点で常に興味を抱く習性を持つからかもしれません

現在の体育大学に於いての最大の権力は、

  • その1つが学校法人日本体育大学の財産を自由に出来る人物である事です。
  • もう1つが学校法人日本体育大学の人事権を握っている人物です。
  • これら①②をコーディネートする第三の人物が存在する事は容易に想像できる事です。

 松浪健四郎氏の理事長就任以降、松浪氏が指導権を有して来たようですが、同氏では如何ともしがたい事態が生じたのでしょうか。それらは、身体的な問題が生じたのか、大学の財政に興味があれど、人心掌握に必要なコミュニケイション力、掌握力は、不得手であったのかも知れません。

この事が同氏の就任数年後に自身は、現実に遭遇されたのか、或いはどなたからアドバイスを受けたのかも知れません。就任当初から松浪健四郎理事長、今村裕常務理事、谷釜了学長態勢でスタートされたました。しかし、丁度この時期体育大学では、前学長の落合卓四郎氏、前理事長の上平雅史氏を退場させた後だけに不安定な法人執行部体制であった事が推測されます。

そこで、古き良き仲間の馳浩氏が衆議院議員自民党、旧森派石川県選挙区専修大卒、プロレスラー、専修大学レスリング部総監督)であったので、日体大理事に招聘するに至ったようです。これで、嘗ての専修大グループの仲間3名(松浪健四郎氏、谷釜了氏、馳浩氏)が揃った次第です。

松浪健四郎氏(教員として長く専修大に勤務、日体大卒、レスリング部、大阪岸和田市を選挙区、衆議員、二階派、文科副大臣経験)、谷釜了氏(日体大卒、筑波大大学院、日体大教授、非常勤講師として長く専修大に勤務、石川県出身

その後専修大グループ3人組は、馳浩氏の派閥のボスの森喜朗(元文部大臣、元首相、石川県選挙区、当時は細田派、現安倍派)を大学の最高顧問的な位置に推薦し祭り上げ、入学、卒業、等のお祭りに森氏を迎えての乾杯の音頭を取りだしたのだと思われます。

片や松浪氏は、国会議員時代二階派に所属し二階氏を後ろ盾に国会に於いて傍若無人な振る舞い(国会での論争中にコップの水を野党議員にぶっ掛けた事は記憶に新しい)を演じたのです。二階氏は、派閥の現役ボスなので松浪氏が日体大理事長に就任後直接的なサポートは憚る事を理由に、自ら同氏の親友でもあり別派閥所属の武部勤議員を松浪氏に紹介、武部氏が大顔で体育大学への出入りが始まったのです。

このような事からか、松浪氏は、理事長ポストを利用して関係のあるこれら国会議員達に「日本体育大学名誉博士号」を振舞ったのです。そして、これを契機に松浪氏は、自らも推薦、任命して名誉博士号をせしめたのでした。云わば名誉博士号は、各国会議員への新たな肩書を付ける為の手土産だったのかも知れません。残念ながらこの手土産の記録は、大学の歴史に刻まれることになるのでしょうか。

その後、松浪氏は、武部氏の選挙地盤の網走、帯広の選挙区に複数の経営不振な公立高校を日本体育大学が財政的な負担する約束を自治体の長にして、今日の特殊専門学校を設立した経緯が此処にあるのです。その後、双方の自治体の長達は、松浪氏が約束を履行していないと騒ぎ始めている様子が、札幌、東京にまで鳴り響いてきている始末なのです。これは、事件なのかも知れません。

此処が極寒の網走番外地にある日体大の新たな別荘(職場)地であります。既にKファイル192でご紹介致しましたが、当時の暴力癖を持つ箱根駅伝監督が辞表を持ってこなかったことが原因かどうかは定かではありませんが、最終的に当時確か冬ざれた暮れに網走の職場に転勤を命じられたのです。

その元監督は、極寒の番外地の雪降る屋外で生徒達と「日体大のエッサッサ」に興じ、近隣社会の有名人と相成っているという不思議な情景が風の便りで届いています。このような笑えない事実が、学内の教職員達の口封じの見せしめにしている様子が伺えます。これは、まさに嘗ての日本大学の恐怖管理者の暴力手段に酷似と言われる所以なのでしょうか。

2.伝統的構造の解体には人事が最善策なのか

 さて本論に戻ると致しましょう。松浪氏就任の数年後から段々と力を持ち始めた事務方の今村裕常務理事(元中京大事務局長、後名古屋星城大学事務局長、現名城大評議委員)が、松浪氏の弱点を握り同氏に権限の一部を委譲したのか、採用人事も同氏が采配を振る事になった様子です。今村裕氏は、松浪理事長、谷釜学長誕生以前の落合卓四郎学長(東京大学出身)により、名古屋星城大学より、女性事務員と確かご一緒の条件で体育大学の事務職に迎え入れられたと当時の落合氏から筆者に直接聞かされていた記憶が蘇ります。

当時から今日迄は、谷釜学長(定年退職、金沢で住職)、松浪理事長、今村常務の思いのままであったようです。そこで人事権を持った今村常務は、最初に手掛けたプロゼクトが教職員人事に於ける日体大卒業生の粛清のように筆者には思えた次第です。この事に寄り、計画的な採用基準を設けたのか、既に5,6年前からその人事の根幹を司る、新教員採用に於ける特徴が顕著となり、定年退職して行く体育大卒業生の後釜には、他大学出身者の雇用が目立つようになっていった次第です。

今日では、日体大教員全体の60~65%は、他大学出身者で其の残りの35~40%が日体大卒と言われる程になっている様子です。これでは、バランスを大きく崩壊させているように思えてなりません。これは、言わばスポーツ界のドーピング行為に例えるなら、ブルーの知と血が赤い血に、言わば血液ドーピングを実行されているかのような計画が着々と進行しているように思えてなりません。このような計画的な雇用をされていると仮定するならば、教員に関する人事ドーピング、完成する日もまもなくなのかも知れません。

■教員採用は日体大卒を粛清し他大卒を優先か

この採用の中身を垣間見ますと、外部からの採用された教員の多くは何と筑波大学出身者である事が判明いたしております

日体大の歴史をご存な方は、昔から体育大学の唯一のライバル校と目されていたのが東京教育大学(現筑波大学)でした。それが今日では、日本体育大学の大半の教員が筑波大学の卒業生で、言わば筑波大学本体に残れなかったか、同大を定年退職された教員達が日体大の軒先に雨宿りして、その後母屋を取られた状況下にあると言う事でしょうか。この手法による結果から、これ程まで日本体育大学とその同窓生達に屈辱を与えられたのは、日本体育大学始まって以来の出来事の様に思われます。

この構想の起源は、谷釜了氏が学長に就任した時にその気配は、彼の言動からも彼が所属する武道学科の教授達の報告から筆者は肌で感じていましたが、今日では、当時の谷釜構想が日体大筑波大学の分校(世田谷キャンパス)にでもなったような現実が起きている次第です

この事に起因した実態は、既に昨年(2022年)の3月に起きてしまいました。それは、現在大学には新設の学部が何故か文科省の強力な協力により毎年増設されて5学部が存在するようです。しかし、その5学部の中の1学部を除いた全学部長席は、他大学の出身者に椅子を持って行かれて居るのです。そしてまた学部長の大半は、筑波大出身者と1名が早稲田大出身者の様です。本年新学期の学部長の出身大学の最終確認は、出来ていませんが昨年人事を行ったので、まさか全学部長が他大学の卒業生でない事を祈ります。此れでは、伝統ある日本体育大学のカラーが変色するのも理解して戴けるかと思いますが、如何でしょうか

Ⅲ.日本体育大学連載のまとめ

日体大を筑波大文化に置き換えようとする行為は犯罪行為

これは、まさに人事に於ける血液ドーピングが行われて、嘗てのブルーの知と血は抜き取られて交換された事に成るのでしょうか。また、聞くところによると学長、副学長は、雛壇で教学の切り盛りは、長年筑波大学の元副学長氏が陣頭指揮に当たっているとの事を長年耳に致します

このような現実と実態では、箱根駅伝ラグビーも他の競技スポーツの衰退もよく理解できるのではないでしょうか。競技スポーツを弱体化する事で日体色を失くして行こうとする計画が進行しているのかも知れません。それならば近年の大学部活の衰退が大変よく理解できるのです。なぜ文武両道を掲げないのか。それが出来るスポーツ・アドミニストレイターが筑波大にも日体大にも居ないという事が結論の様です。

嘗ての日体大の伝統は、「武は文より強し」で文(アカデミック)を大変疎かにして参ったのは事実であったと筆者も同意致します。片や筑波大学(旧東京教育大学)の伝統は、「文は武より強し」で文(理屈)を最優先するイメージが強かったのは今日も同じの様です。この事からも両教育機関は、対極に位置する教育機関と文化である事を読者の皆様も理解して戴けるのではないでしょうか

ここで冷静に今日の日本体育大学に至った原因を解説させて頂くと、十数年前に起きた体育大学のスキャンダラスな理事長降ろしのコンセプトに明確なコンセプトが存在せず、只私利私欲の為の領地争いであった事が今日の体育大学に変色を感じる最大の要因であったと確信する次第です。

 

■スポーツカレッジ・アドミニストレイションの崩壊か

 残念ながら法人理事長に野心を持って就任した松浪健四郎氏は、日本体育大学に対する教育的、体育、スポーツに関する強い理念を持ち合わせていなかった事です。持っていたのは、政治家的な言動、行動と人間関係であり、教育機関に必要な創造力、教育力、スポーツ・アドミニストレイターとしての実践経験、手腕を持ち合わせていなかったが為に暴力(精神的、肉体的)頼らざるを得ない誤った運営とその管理に安易に走ってしまったのだと思われます。その証は、競技スポーツを強化して大学も自身も有名になろうと志しても成果も結果も出ない。そこで私的趣味(芸術家の作品集め)と政治家達の交流に日々を過ごして今日を迎えてしまった。此れが正直な実態であるかにお見受け致します

これは、まさに日本体育大学に政治家とその仲間達を教育界及び体育とスポーツ界に水引をした結果なのかも知れません。松浪氏とその仲間達は、私利私欲のために母校を売り飛ばしたとのそしりは免れないかも知れません。それらは、今後の時間が教えて下さると思います。この浅はかな卒業生諸氏によって、日本体育大学はその歴史に終焉を迎えようとしているように思えてならないのは、筆者だけでしょうか。

読者の皆様、卒業生の皆様にはどのように映るのでしょうか。此れも卒業生達の事なかれ主義が、大切な母校を乗っ取られてしまいそうな最終局面に至っている一つの要因かも知れませんが如何でしょうか。そこには、筆者も入るのが非常に寂しく辛い気持ちは心ある同窓生と同様です。日体大の復活は、もう幻となるのでしょうか。

日本体育大学とNippon Sport Science Universityは、体育大学の矛盾の象徴です」近い将来、大学名が変わっているかも知れません。またそれ以上に他大学に吸収されてしまっていては歴史も闇に消されてしまいます。読者の皆様は、筆者のスポーツ・アドミニストレイターの視点を理解して下さったでしょうか。皆様のパズルの抜けた穴は、埋まりましたでしょうか。

私は、お世話になった卒業生の一人として「日本体育大学は、永遠に不滅です」と心の中でいつまでも叫んでいたいと願っています。卒業生の中には、きっと素晴らしい人間性、求心力、カリスマの在られる人材が居ると信じています。日本体育大学の未来に神のご護籠があります事を祈っています

末尾になりましたが関係者の皆様には、不愉快な思いを抱かせたかもしれません、再構築の一助になればとの思いであえて非情になって解説させて頂き、決して暴露した内容ではありません。そのように感じられる読書の皆さんは、理解するに十分な知識と情報が無かったという事です。悪しからず。

 

文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレイター

スポーツ特使(Emissary of the Sports)

紹介:G‐File「長嶋茂雄と黒衣の参謀」文藝春秋社 著 武田頼政

   Kファイル、KファイルNews Comment by Hiromichi Kawada

お知らせ:

KファイルNews Comment by Hiromichi Kawadaに掲載

日体大は何故こうもだらしないのか:今日の話題から

本当に困りましたですね。昨年の学内スキャンダルは、斎藤一雄氏だけではありませんでした。現学長が学内で教育者らしからぬ噂が教職員及び外部関係者達、部活学生達にまで流布しています。これが真実である無しは別にして、学長は、襟を正して説明責任を果たすべきです。また、これが事実であるならば学長の推薦者、任命権者は、斎藤一雄教授兼監督の疑惑、疑念同様にその業務責任を果たさなければなりません。

それを承認した理事会、評議委員会は問題視されて居ないのでしょうか。本件が週刊文春週刊新潮に気付かれない事を祈るばかりです。学生達に示しがつかず、なぜこうも歴代の学長氏達も、この手の悪癖が多いのでしょうか。どの学長からこの手の悪癖を本学に定着、継承されて居るのでしょうか。また噂の相手のダンス部教授もお気の毒です。学長共々本強い噂が日々増幅する中で、事実でない事をその根拠を持って説明する事で、学生達及び大学に対して最低限の迷惑回避が出来るのではないでしょうか。襟を正すべき本人達は、説明責任を果たしなさい。さもなければ、此の弱みを掴まれて、日体大卒の教員達がまた一人、二人と人事権力者に粛清のツールとされない事を願います。