KファイルNO.189:日米大学競技スポーツは100年の歴史的相違
無断転載禁止 毎月第二、第四木曜日 掲載
注:上部写真は、Oregon-Autzen Stadiumの正面入り口です。フットボールのファシリティー(施設)は、53000人収容し、シーズン中ホームゲイムを6試合ホストし興行収入を得る。オレゴン大学のAthletic Sportsの一つの中核を担うドル箱商品を生産する施設なのです。 提供:オレゴン大学
読者からの便り
KファイルNO.188を拝読して、
河田先生の生き方は、宮本武蔵に通じるものがあります。恩師に恵まれ、目標にひたむきにつき進まれた結果、獲得した精神性の高さから、人を見抜く目を研ぎ澄まされまたようです。吉川英治作、宮本武蔵 独歩行を観すぎたせいです 笑。弟子入り志願、
松田和宏
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目次
Ⅰ.大学スポーツを超越したスポーツ発信基地と化した大学キャンパス
■心の聖地を訪ねて
■大学スポーツの教育環境を整えるオレゴン大学
Ⅱ. 超一流のスポーツ・ファシリティーが鼓動を高める
Ⅲ. NIKE社を語らずしてオレゴン大学のスポーツは語れない
■AI、HI時代を見据えた大学キャンパス整備プロゼクト
■P・ナイト氏の次世代を見据えた投資とは、
■投資への核心とその分析
Ⅳ.世界陸上招致はオレゴン大学とNIKE社の関係と絆を世界に告知
Ⅴ.フィル・ナイト氏の個人資産の投資とその対価は
■母校オレゴン大学の未来に投資
筆者の私見
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2022年11月24日 木曜日 公開
KファイルNO.189:日米大学競技スポーツは100年の歴史的相違
無断転載禁止
注:オレゴン大学の伝統的な競技スポーツ、新陸上競技場(公称:ヘイワードフィールド、28000人収容)2022年7月世界陸上オレゴン大会を米国に初めて招致、世界で初めて大学キャンパスで開催した歴史的なスタジアムです。ナイキ社は、この旧ヘイワードフィールドの工房で産声を上げた、米国の陸上競技のメッカと呼ばれています。
提供:オレゴン大学
Ⅰ.大学スポーツを超越したスポーツ発信
基地と化した大学キャンパス
■心の聖地を訪ねて
心の聖地を訪ね筆者は、5年ぶりの夏季休暇を取り、米国、オレゴン州ユージーン市で約1カ月半過ごしました。読者の皆様は、オレゴン州ユージーン市と聞きつい先だって世界陸上選手権大会(略称:O22世陸オレゴン大会)が即思い浮かばれたのではないでしょうか。
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オレゴン大学の歴史と発展は、キャンパスの北西端を北東から北西に流れるウイラメット川とマッケンジー川の澄み切った清流と共に何処までも続く自然環境の中で育まれています。
ビル・バウワーマン氏亡き後を継承されてきた、もう一人のナイキ社ファウンダーの一人である、フィル・ナイト氏(B・バウワーマン氏の教え子でありビジネスパートナー)のオレゴン大学への超巨額な個人的財産の寄付、還元とそのコンセプトを探りながら、一大プロゼクトの全貌をお届けでき、それが日本の大學教育機関とそこに育む学生達、関係者達に現実を直視して頂き、我々には何が必要で、何が足りないのか学習のヒントと刺激になればと願うしだいです。これらは、別世界の逸話でなく、現実の大学の実態である事を直視して頂きたいと願うしだいです。その為には、大学、スポーツ関係者のみならず、読者の皆様もポジティブな心を持って思考いただく事を切に願います。
オレゴン大学と陸上競技、ナイキ社、及びその創設者の母校への愛情と期待を読み解く事は、学生達、学生選手達への期待と大学の在り方、地域社会、人類との共存共栄の必要性とその関係性が見えてくると思われます。
筆者は、スポーツ・アドミニストレイションの生きた教材として、スポーツ・アドミニストレイターの視点で指摘させて頂きます事を先ずご了解いただければ幸いです。
■大学スポーツの教育環境を整えるオレゴン大学
米国、オレゴン州、ユージーン市に位置するオレゴン大学新陸上競技場(公称:ヘイワードフィールド、28000席収容)とそれに関わる重要人物に付きましては、既に詳しく、6月、7月のKファイルにてご紹介させて頂きました。また米国を代表する世界に誇る企業としてその名を轟かせるボーイング社、マイクロソフト社にスポーツメーカーのNIKE社が挙げられる事です。
このオレゴン大学のヘイワードフィールド(旧陸上競技場)の工房に於いてNIKEが産声を上げたのは、既にご紹介を致しました。この地は、言わば「NIKEの礎石」でもある事からも大学のみならず全米のスポーツ界に多大な影響力を持つ、責任重大なスポーツの発信基地と化している事です。
筆者に取りましてこの地は、約半世紀前太平洋を渡って遥々とこの地、此のキャンパスに足を踏み入れたあの日、あの時が自身の人生の道標を会得させて頂いた聖地であります。その聖地にこの度は、久しぶりに足を踏み入れ敬愛する恩師達への感謝の念を込めながらご挨拶をさせて頂いた次第です。
この度は、ビジターとして学部の正面玄関をあえて潜り抜け、先ずは当時の建物の様相をそのまま残した男子体育学部の重厚なドアを開き、当時と同様な玄関のロビーにA・エスリンジャ―教授(伝説のオレゴン大学体育学部長)の肖像画に一礼するのは、小生が此処を訪問する時の慣習となっています。
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男子体育学部も女子体育学部も正面の建物は、全て歴史と伝統を維持保存する米国、大学の精神からも意義あるこれぞレガシーの重要性の象徴を今尚伝承しています。このレガシーを確認するたびに、スポーツ・アドミニストレイターとしての心得を諭して頂いたエスリンジャ―教授の「レガシーとは新しい建築物にあらず、スピリッツが宿った歴史と伝統を継承する事にあり」を思い出させてくれます。
表玄関を入ると既にリフォーム、リモデルなった各教授のオフィスとその廊下を通り抜けると、そこから先は別世界のスポーツに関する全てのファシリティー(施設)が整い一望できます。自然と現代医科学の推移を結集した建築物は、その合理的且つ整合性のある景色が眼前に広がってくる様子を是非イメージして頂ければと思います。
注:左側の写真は、旧男子体育学部の歴史的な建造物の一つで深夜、早朝時の出入り口でした。右側の写真は、女子体育学部の歴史的建造物の一つで木造のバスケットボールジムが右側に在り現在も授業で活用しています。
丁度私が訪問した時は、9月の初旬で秋の新学期が始まる前日でした。キャンパスは、新学期のレジストレイション(履修科目の登録)を終えた学生達が慌ただしそうに行き交っていました。また、教員達、指導者達は、明日から始まる新学期のスタートの準備で慌ただしくしていた朝でした。その慌ただしい時間帯にも関わらず、各専門部門、部署の、スタッフ達が笑顔で小生を迎えて下さり、半世紀昔の大先輩達のその後について情報交換を行えた事は大変有意義な時間を共有しました。また、今日の世界のスポーツ界の行く末を語り合い、貴重な時間を共有できたことに感謝致しております。彼ら、彼女らのご健闘と成功を祈念致してキャンパスを後にしました。
半世紀前には、この同じキャンパスで学生として、教員・指導者としての立場であったあの時にタイムスリップした感じと思いが、胸に込み上げて参りました。
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注:新学期スタートを明日に控えてFacultyメンバーは、授業の準備で多忙を極めていました。
Ⅱ. 超一流のスポーツ・ファシリティーが
鼓動を高める
大学のスポーツ・ファシリティー(施設)は、学生達、学生アスリート達、及びそこに集う教職員達が自由に利用、活用できる巨大なフィットネスセンターを中心に形成されています。表玄関は、歴史的な男女異なる体育学部の建物が訪問者を迎え入れ、そしてその建物を通り過ぎると宇宙へ広がるスポーツ・医科学を屈指したフィットネスセンター、そしてトレイニング・ファシリティーへと案内されて行く構造とシステムが大変印象的です。
注:本写真は、新陸上競技場(ヘイワードフィールド)の正面玄関でヘイワードホールと呼ばれ、日本では貴賓室に当る玄関になるのでしょうか。ホールは、玄関からも正面にフィールドの芝生、スタンドが観えるように幾つもの特別室、パーティールーム、等々が高級ホテルをイメージして頂ければと思います。
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先だっての世界陸上オレゴン大会をホストした陸上競技場(ヘイワードフィールド)は、体育学部のビルディングからフィットネスセンターを挟んで全てコンコースで繋がっている、言わばキャンパスの一角にオリンピック競技をホスト、開催できる全施設が整っているとの錯覚さえ覚えたのです。
新陸上競技場の建設に際しては、その開発プロゼクトにはその周辺のアウトドアの改善と移設をも含まれていた事を確認出来た事は、スポーツ・アドミニストレイターとして見過ごす事の出来なかった重要な要素でありました。
新陸上競技場周辺には、陸上のサブトラックを新しく移動併設され、旧野球場を女子ソフトボールスタジアムに、女子サッカー練習場、屋内屋外テニスコート、等を併設し、近くには新しいバスケットボールアリーナ(15000席収容)、と全て徒歩で行けるコンパクトな敷地内に隣接されている様子が新しいファシリティープロゼクトのコンセプトであったとの強い印象を受けた次第です。
注:上段の写真はMatt_Knight_Arenaでオレゴン大学の新しいバスケットボールアリーナで約15000人収容できます。またアリーナには、ナイト氏の名がネーミングライツとして明記されています。下段の写真は、ゲーム中の夜景です。オレゴン大学Athletic Sportsの第二の中核をなす、ドナルドダックのホームアリーナです。 提供:オレゴン大学
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この度の陸上競技場建設に伴うプロゼクトに於いて、野球場が対岸(ウイラメット川)に移動された事でした。そこには、巨大なフットボール競技場(アッセンスタジアム、55000人収容、オレゴンDucksのホームコート)が在り、オレゴン大学アスレティック・デパートメントの中核をなしています。
オレゴン大学は、バスケットボールシーズンとフットボールシーズンでの興行収入は約50億円を稼ぐといわれスポーツ・ビジネスの源泉を成しています。
注:本競技場は、Matt_Knight_Arenaです。既に今シーズンは、開幕致しております。ホームゲームは、常に満席でゲーム開始から終了までGO DUCKS GOのファイティングソングの大音響がチアリーダー達と共に鳴り響いています。提供:オレゴン大学
ーツは語れない
■AI、HI時代を見据えた大学キャンパス整備プロゼクト
フィル・ナイト氏はNIKEの創設者のビル・バウワーマン氏の理念をUOキャンパスに移行・実践し、ナイト氏自身の思考力を加味したプロゼクトを遂行していると理解する事が正しいと思われます。
■P・ナイト氏の次世代を見据えた投資とは、
本件の情報収集を始めると、そこには企業の巨大なスポーツ・ビジネスに対する投資のみならず、投資者の人間的な本質が歴然と浮かび挙がって来た事です。
日本の実業家が事業で大成功を収め、にわか成金に成ったとしても、このような次世代を育てる環境作りの発想、教育、スポーツへの環境造りに桁外れの個人資産を投入したりする人間が現れないのは悲しい限りです。また、母校の教育、発展に寄与するなどの発想は、お持ちでないようです。
この様な実行力が伴う人物こそが、真の成功した企業経営者としてリスペクトされるのだと思われます。読者の皆様もそう思われませんでしょうか。
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■投資への核心とその分析
筆者が特に投資内容を分析すると二つの投資COREが浮かび挙がったのです。その1つは、AI(人工頭脳、Artificial Intelligence)であり、もう一つは、HI(人間頭脳、Human Intelligence)であった事です。
特に後者のHIは、不可欠なファクターである事でした。読者の皆様の記憶に新しい、近年のNIKE厚底シューズの開発に関わる統括者は、スポーツ医科学に特化したそれも各分野、部門、部署の医科学者達のAI、HIを束ねた本プロジェクトのスポーツ・アドミニストレイター(トータルマネージメントを行う)が、企業の中心に居て特定の複数の大学の研究機関、個人の研究室と一体化したプロジェクトテイームで長年各分野のイノベイションに努めて来ていることが明らかになったのです。
この度の情報収集により、このHIの中には、筆者の米国の大学時代の友人、知人が数多く、またその家族が関わっていることに唖然とした次第です。
スポーツ・医科学の分野は、一企業内のイノベイションのみに頼るのではなくグローバルな企業に於いては既に企業を中核としたファームシステム(大学研究機関)を構築して、プラットホーム化し、医科学の情報収集からそのリテラシーにいたるまで、アイデイアからプロトタイプ(試作品)まで一貫したシステム化を図り、バーテイカル・ササエテイー(Vertical Societyピラミッド社会)を形成していることを意味しています。しかし、此れも現在スポーツマーケットの世界シェアーの50%占めるナイキ社ならではの成せる事かも知れません。
スポーツ界の頂点に長きに渡り君臨して来たアデイダス社は、二代目ホルスト・ダスラー氏が亡くなられた後、近年世界のマーケットセアーは、2位(30%)となり、3位は3社(プーマ、ASICS、アンダーアーマー、等)がしのぎを削っているのが現状のようです。
注:ヘイワード・フィールドの正面ゲートにオレゴン大学陸上部元監督、ドイツミューニック五輪のUSAティーム陸上監督、ナイキ創設者のビル・バウワーマン氏の現役監督当時のスクリーンが大きく掲げられていました。Oregon Eugeneに戻って来いと言われたあの1993年が懐かしい。有難う。ビル!
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関係と絆を世界に告知
UOはO22世陸オレゴン大会に深く関わっています。スタジアム、選手村、および関連するオペレーションはすべてUOキャンパスにあります。
UOは、O22世陸オレゴン大会をUO学生の学術活動に取り入れようとしました。それらは、ジャーナリズム、マーケティング、MBA、生理学などの分野です。それがUOの重要案件であったことは間違いないようです。
このようにフィル・ナイト氏の遠大なるプロゼクトは、此れからも未来に向かってオレゴン大学の競技スポーツのみならず、大学、学生達、学生選手達、スポーツ医科学、地域社会の発展に役立つプロゼクトであるか、あったかは数十年先になるかもしれません。しかし、ナイト氏の本プロゼクトに寄り蒔かれた種は、もう既に世界中から集まった学生達に寄り発芽し育てられ始めています。
Ⅴ.フィル・ナイト氏の個人資産の投資とそ
の対価は
■母校オレゴン大学の未来に投資
全てのキャッシュは、フィル・ナイト氏の個人的な資産の寄付です。 これらの施設は、大学によって所有、運営、管理されています。 正確な金額は公にされていませんが、ヘイワードフィールド建設費には、3億ドル(約420憶円)から3億5000万ドル(約490憶円)の範囲であると想定されています。
これが行われている間、彼はまた、科学開発のための新しい「ナイトキャンパス」の設立の費用のために大学に10億ドル(約1400憶円)を寄付しました。 最初の建物は昨年(2021年)オープンし、2番目の建物は来年(2023年)建設を開始します。筆者が訪問中も新しい巨大ビルの建設のために巨大なクレーンのタワーが組み立てられていました。
彼はまた、オレゴン大学スポーツ健康科学部に5億ドル(約700憶円)を寄付し、オレゴン大学にさらに数億ドルを寄付し、新しい法科大学院の建設、図書館の改造、新しいサッカートレーニング施設の建設など多くのプロジェクトを完成させています。 彼は大学にとても寛大でした。オレゴン大学は、医学校、法律学校も併設されています。ビル・バウワーマン氏、フィル・ナイト氏は、両名共にオレゴン大学の卒業生です。オレゴン大学を愛して常にリスペクトされる卒業生です。
フィル・ナイト氏のプロゼクト構想は、ただ単に母校への寄付行為、還元だけでなく学生達、大学教員達、その研究機関を統括するナイト(Knight)キャンパスをオレゴン大学に付帯し、AI(人工頭脳)とHI(人間頭脳)をトータルマネージメントする、出来るスポーツ界のイノベイションを目的に教育、スポーツ、科学、化学を融合したNIKEバレーの建設に投資し、後輩達に夢を託そうとの発想から、彼を行動に駆り立てて居るのだと思われます。
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注:オレゴン大学のベースボール・フィールドは、キャンパスのフットボール競技場側に移転しました。旧のスタジアムは、体育学部の右隣に古いバスケットボール場(マッカーシーコート)の更に右隣に隣接していました。新球場は、まさに全てが完備されて野球ファンの市民の憩いの場所になっています。
提供:オレゴン大学
筆者の私見
読者の皆様は、どの様にお感じになられましたでしょうか。筆者は、日本人として日本の大学スポーツ、大学教育機関、文科省、スポーツ庁、地方自治体、それらに従事する関係者達を鑑みるに付け、若い世代に教育を通して未来に夢と希望を与えられる我が国独自のプロゼクトの必要性を眼前に叩きつけられた思いが致しました。オレゴン大のスポーツキャンパスは、裕福な他国の絵空事として捉えてはそこには何の夢も希望も目標も消え失せてしまうのです。
我が国には、我が国の改善、改革の手法があり遣ればできると確信を持っています。此処で絶対に失ってはならない事は、身の丈に合った改善と改革の第一歩を踏みです勇気とその行動力なのです。オレゴンプロゼクトを紹介されて、日本のスポーツ、教育関係者は、腰が引けましたか。それでは、何の学習も知識も得た事に成りません。
この事からも真のスポーツと教育に携わる方々の本質の違いを、Kファイルに突きつけられたのではないのでしょうか。これは、まさにやれるか、やれないかの論議ではなく、やる強い意識と意志があるかないのかを問われているとだと思考することが正論であると思いますが、大学スポーツ、教育に携わられている皆様の見識や如何に、、、。
オレゴン大学スポーツプロゼクトシリーズを複数回ご紹介させて頂きましたが、日本のポーツ関係者の皆様の脳裏に考えさせられる何かがあった事を期待して、本シリーズを閉じさせていただきます。お付き合い有難うございました。
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文責:河田弘道
スポーツ・アドミニストレイター
スポーツ特使(Emissary of the Sports)
紹介:Gファイル「長嶋茂雄と黒衣の参謀」文藝春秋社 著 武田頼政
Kファイル(河田弘道のスポーツBLOG)
KファイルNews Comment by Hiromichi Kawada
お知らせ:オレゴン大学スポーツシリーズの最終回は、如何でしたでしょうか。
大学スポーツの考え方、教育・学問の一環、社会の構成員、人を育てる、社会との共存と共栄を学び養う、等々を加味した大学スポーツ環境が必要である事を感じて頂きましたでしょうか。此れは、他国の出来事ではなく、我が国日本に於いても可能な環境と大学教育機関であります。米国人に出来て何故日本の大學では出来ないのでしょうか。それらは、政治家、経営者、大学管理者、教員達に「創造力、判断力、決断力、Sacrificeの精神」が欠落しているように思えてなりません。
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