Kファイル正月特別編:日本体育大学の現実を学生選手が表現した箱根路

Kファイル正月特別編:日本体育大学の現実を学生選手が表現した箱根路

無断転載禁止                   1月6日 木曜日

 

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ご挨拶

2022年も太陽は、東の空に昇り人類に新しいエネルギーと新年を照らして下さいました。読者の皆様に於かれましては、どのようなお気持ちで新年を迎えられましたでしょうか。

筆者は、この世に少しでも「Justice&Fairness」を基盤とした皆が「共存共栄」出来るフェアーな心ある人が,一人でも多くのそうでない人達を導き、心豊かな人達と共に生きれる世の中を祈念致しました。皆様に取りまして、素晴らしい2022年をお迎えされたことと確信致しております。

KファイルNews からのお知らせ

新春大学箱根駅伝で学生選手に教えられた生きた教材:

筆者は、本年正月2,3日と緊急の諸用があり早朝からほぼ全日フル活動を致していました。しかし、冬の風物詩の大学箱根駅伝は、昨年暮れより連日連夜番組宣伝(TV、新聞、ネット)で頭に刷り込まれていた事もあり、諸用の合間を見てお茶タイムをしながら、テレビ中継で拝見させて頂きました。

不思議なことに、私が日本の大学時代に4年間お世話になりました日本体育大学の学生選手がもがき苦しむ姿が目に飛び込んで来たのです。如何した事かと暫く状況を観察しますと出場校20校中20位である事が漸く把握できた次第でした。

次にTVにスイッチを入れると、これまた日体大の学生選手が中継所で1人立って今か今かと戦友の到着を待っている、しかし、戦友は辿り着かず繰り上げの号砲と共に会えずに消えて去ったのでした。其の後2時間ばかり経過して気がかりだったのでTVのスイッチを3度目入れると、またしても中継所で日体生が戦友の到着を今か今かと遠くを覗いているではないか。如何したんだと再度状況を把握すると選手達は、頑張っているが他校のスピードに着いて行けず、後続はもがき苦しんでいるではないか。そして、再度ディレイスタートの号砲と共に戦友に会えずスタートを切っていた次第でした。復路二度目の事態を目撃しました。これを見て、これはまさに現日体大の実態の縮図を学生選手が先輩達に訴えている姿ではないのだろうかと真剣に彼らの痛みを感じずには居られなかったのです。

そこで、ふと母校の後輩学生選手達は、あの喘ぎ苦しみながら何を伝えようとしているのか暫し考えさせられました。この事から一卒業生として、日体大駅伝ティームの皆さんの心身の痛みを少しでも分かち合えればとの思いから、読者の皆様にKファイル正月特別編を通して「スポーツ・アドミニストレイターの視点」でお伝えできればと思います。

このKファル特別編が、日体生の苦しみの源泉が何処から誘引されて参っているのかを参考にして頂ければ幸いです。学生の皆さんは、まだ社会経験が無いので本ファイルの行間及び奥行きが測れないかも知れません。しかし少しでも参考知識として付与して戴ければ皆さんはその理由と意味をご理解頂けると確信する次第です。私は、駅伝ティームにこのKファイルが目に留まる事を願います。読者の皆様には、賛否両論あろうかと思われますがご一読頂けましたら幸いです。

マスメデイアのキャッチコピーを確認

時事の話題から~

日体大箱根駅伝2区間で「たすき」つながらず…体育大学が優勝常連校でない不思議  日刊ゲンダイ記事より、1月05日掲載から

筆者は、正直申し上げて本掲載記事の内容をまだ拝読致しておりません。その理由は、記事内容を読むと先入観が入るからです。

私は、競技スポーツ界に於いて「不思議」という言葉は当てはまらないと経験値に於いても確信致しております。それは、競技がリアリズムの世界に位置するからです

先だってもKファイルNews でスポーツ紙、TV報道へのコメントさせて頂きました。「日体大駅伝ティーム:頑張れ! 粘るんだ」と、、、、学生選手達は、全てを出し切り頑張っている姿に胸が痛みます。これは、今日の大学経営陣、大学管理者達の終着地点なのかも知れません。大学経営者、管理者の暴力肯定の物事への指導、運営、管理の末路でしょうか。全国の日本体育大学の同窓生は、危機迫る日体大の現状を学生選手により伝えられた様には思いませんでしたか。

学生選手達よ、君たちの体内のブルーの知と血を根絶させないでくれてありがとう」学生選手達には、辛くて恥ずかしい姿を全国の同窓諸氏、先輩方にお見せして、さぞや辛い思いをしながら箱根路を走られた事でしょう。先輩の一人として皆さんの辛さと痛みを分かち合っています。

勿論全出場選手、サポート選手全員反省されている事でしょう。しかし、皆さんは、本当によく頑張りました。 決して「申し訳ない」等と謝る必要もありませんこの成果と結果は、起きるべくして起きたのです競技スポーツは、勝利する事が目標です。それは、ティームにのみならず己に勝ったかどうかです。そのようなトレーニング指導をあなた方は指導者から受けていますか。大学で医科学、コーチング、等の専門家と称する教授たちからそれらの実践演習を通しての指導を受けていますか。あなた方は、何が問題かを教えてくれたですか。大学側は、十分なサポートをしてくれましたか。あなたの得意は何ですか。その得意な事を出しきり自己ベストを出したなら、何も悔いる事はない、堂々と胸張りなさい。申し訳ないと学生選手、学生、全国の同窓生に謝るべきは、大学法人の責任者であり、大学の運営、管理責任者です。その方々からは、今まだ何の学生達、同窓生へのコメントは聞かれません。此れこそが問題の本質であると思います。

Facebookでは、既にレース終了後にこのような投稿が成されていましたので、ご紹介します。多分この方は、実名であり頭脳明晰な卒業生かも知れません。

投稿内容は、

日体大は、何から何まで見直すことが必要でしょうね。確かに選手は、頑張っていると思いますが、結果がでないとスポーツはダメですね。大学経営陣が、皆さんの批判を受け止めて、大学改革を断行すべきでしょう。監督や指導者を替えても、選手が育たないのはどうしてでしょうか⁉️」と、何か私に問いかけられている様な気がしてなりませんでした。そこで私は、僭越ながら返信コメントさせていただきましたので、ご紹介させて頂きました。

ご返信

KファイルNews Comment by Hiromichi Kawada 

大学経営陣、経営者、大学管理者は、十数年前にクーデター的スキャンダラスな理事長(一部理事を含む)、学長の交代劇を行い現在に至っています

理事長(理事、評議員を含む)、大学執行部交代以降大学法人は、自民党の政治家(通称:文教族)を顧問化(森喜朗元文部大臣、武部勤氏、二階俊博氏、馳浩元文科副大臣、文科大臣で後に未成年女性に暴力セクハラ行為を行った人物、松浪健四郎元文科副大臣、細川元首相夫人、等々)して政治家の集団に移行、大学の本来のあるべき姿に逆行した学内外での政治家ゲームを始めたのです。そして、他大学からお連れした元事務局長氏を常務理事として、そのお方が教員採用、職員採用、競技監督、指導者を推薦、理事長が任命するのですから人選びも、マネージメントも大学、学生の為ならず、当然と言えるのかも知れません。以上返信コメント。

大学の競技部活に於いては

そこで手っ取り早く既に有名になった選手親子を金で連れてきたり、従わない教職員指導者は、網走番外地の支援高等学校に左遷移動、学生選手を暴力で従わせるか、辞めて行くのは、学生、若手指導者、学生選手の犠牲者ばかりでしょうか。これで学生選手は、育ちますか、教育はなされますか。

また上記コメントの後、学内外の関係者達からのお便りがメールでとどいています。何と駅伝ティームに対しては、大学の財政難と称する理由からか、スポーツ専門職として長年雇用して来たトレーナー職の方々を廃業に追い込んだとの報告が入っています。これが事実ならば、この度の学生選手達には、何と酷い大学、法人の心無い人達の仕打ちか。大学競技スポーツのCOREであるべき学生、学生選手達の夢と努力を破壊させた行為は許し難いと言わざるを得ないかも知れません。学生選手の皆さんには、真に辛い思いをさせてしまったことでしょう。

日本体育大学の趣旨・目的は何処に

2021年暮れの学術の基調講演では、日本体育大学の理事長として松浪健四郎氏は、「美の館を創る」と題した講演をされています。

此処で同氏は、我が大学には中村晋也氏(文化勲章受章者)の彫刻がゴロゴロあり、またペルシャの草木染の作品なども所狭しと、ゴロゴロしてとの自慢話に終始した基調講演だったそうです。このような美術工芸品、貴重品に価値観が無い人間には、分からずともよいと誇らしげに語りつくしたようです。

筆者の素朴な私見

 伝統のブルーの知と血を死守した日体大駅伝ティームに未来あれ!

このような美術工芸品を収集する為に大学の公費を湯水の様に使うなら、どうして学生選手をサポートする人材確保を打ち切る様な心無い大学の指導、運営、管理をされるのか情報の公開が必要ではないのでしょうか。これは、まさに東京五輪招致委員会、組織員会のコンセプトそのものです。関係者の顔ぶれが同じでは、酷似なのもやむなしでしょう。学内の教授会、管理担当者達には、教育者としての理念も使命感も失せたのでしょうか。

十数年前の報知新聞を利用した内部スキャンダルを醸成し、当時の理事長、学長、理事を追い出したのは、いったいどのような方々だったのでしょうか。それらが教育者を名のる方々でない事を心より願う次第です

この度の箱根駅伝で全身全霊を以て、最後まで闘って力果てた学生選手と部員達、全国各県から毎年箱根駅伝を応援する為に駆けつけて下さる卒業生の皆さんの情熱と真心に敬意を表します。遠路上京された同窓生に対して、母校が何のおもてなしも出来ない心無い教職員、経営管理者に衰退する日本体育大学の姿を重ね合わせるのは筆者だけかもしれません。

以下嘗てKファイルでは、筆者がお世話になった日本の大学でもあります日本体育大学に警鐘を鳴らした原稿をリマインドさせて頂きますので思い出して頂けましたら幸いです

 

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K’sファイル特別寄稿: 河田弘道の母校を思う  

無断転載禁止              2017年10月31日 公開

 

Ⅰ.日本体育大学生の逮捕劇 

1.日本体育大学が、見識ある高等教育の場と環境である事を願う~

確か数年前、朝日新聞は朝刊で、日本体育大学の「体罰、暴力、性犯罪、セクハラ、等」に付いて当時の大学長(谷釜了氏)を取材し、毎年のように学内で繰り返す本件事案の調査報告書を取り上げていたのが、記憶に新しいところです。

①度重なる事件

  そしてこの度、陸上部駅伝ブロック(陸上部は、短距離、中距離、長距離、フィールド競技、駅伝とブロック別されている意味)に所属する4年生が、「女子寮に侵入、体操部の女子下着を盗み、逃げる所を路上で発見、取り押さえ警察に突き出したのもまた日体大生であった」と、主役が全員日体生であったことをTV、マスメデイア報道で知るに至り、毎度おなじみの報道に心を痛めております。学生ばかりでありません。本学教授が温泉宿の女湯を外から覗き見していたのを取り押さえられ警察に引き渡された事もありました。どうして毎度毎度、このような事件が起きるのか、また起こすのか、改善しないのか、私は不思議でなりません!

②マスメデイアを通じて既に公開

  新聞発表の学内調査報告書によりますと、本学内外に於いて起きている上記事件数は、毎年約700件近くと確か公表されていました。これは、もう大学教育機関として常軌を逸脱した件数であると思うのは私だけでしょうか。この数字の中には、「教職員、指導者が学生に対して行う行為」、「学生と教職員との間で起きる行為」、「学生と学生の間で起きる行為」、「学生と外部の人間との間で起きる行為」が含まれているとの事でした。このような行為が長年常態化し内部では、慢性化してしまっている状態が想像出来る次第です

③教学最高責任者の宣言は実行力を伴わない

当時の大学長(谷釜了氏)は、新聞紙上で本件の問題に関して「一掃宣言書」を告知されていましたが、それ以降も事件は途絶えることなく、今日も日々発生している事を聞くにつけ、この告知が掛け声だけで実践及び成果が伴っていなかった事を証明する結果となりました。学内のまともな人達は、肩身が狭く、お気の毒としか言いようがありません。

通常、このようなケースでは、宣言の裏付けとして、それでは何をどう改善、改革するかのマニュアルを公表する必要があります。そして、その経過と成果、結果を公に公開する事は、宣言者の義務であり責務なのです。教育機関の現場に於いて必要なのは、一例としてスポーツ心理学の専門講座、それに伴う実践演習講座が必修且つ、実践指導が出来る教員の補強が先決です。机上の講義だけではなく、実践を伴ったキャリアのある教員でなければ意味が無く、知識の為の指導では本学のような現体質に成果と効果を求めるのは難しいのです。学問では、研究の為の研究でなく、実践成果と効果のある研究でないなら、費用対効果に於いて無駄な投資なのです。また、在学生に見合った、実践カウンセラーの雇用も説得力がありますが、そのような改善、改革を実行しているのでしょうか

 

2.本学生を駆立てた要因の解明が急務では

①教育的指導不足

  私は、これらに関わる「被害者、加害者、そしてその父母、ご家族」に対して高額な授業料、生活費を負担され汗水たらして投資している身内の方々に申し訳ない思いで心が痛みます。勿論、この度も事件を起こした学生選手は、自身に責任と問題があります。しかし、ただそれだけで学生選手を責め全てを被せて事を済ませる事には賛成できません。大学の教学として、法人経営者として何故この学生がこのような事を卒業学年後期に起こしたのか。部活動している駅伝ブロック内では、如何だったのか、日々のトレーニングの中で指導者は、教育的指導、ケアーが行われているのか、等の学生の立ち位置に立った誠実な調査と正直で勇気ある情報公開が必要ではないでしょうか。

②勇気ある学内の隠蔽体質の改革が必要

  学外の他大学、高校では、日本体育大学の駅伝ブロックの指導者が暴力指導をしているとの噂が昨年から今日まで絶えない事を大学教学、法人経営・管理者は存じているのでしょうか。この度の事件とこの噂の真相との関連に付きましても、真摯な調査と対応が必要でないかと思われます。本件の学生選手が、もしそのような指導下で関係している学生であったなら今回の事件の真相を見逃し、本人のこれからの人生とサポートしているご両親には、どうご説明、償えばよいかを想像するだけでもやるせない気持ちです。

 大学という教育機関は、学生が主体でありCOREなのです。本学は、オリンピック・パラリンピック選手養成、育成機関ではない筈です。どうか常に教育者の立場でこのような事件を起こした学生にも、手を差し伸べて頂き後輩達の成長を情熱と愛情を持って、育てて頂きたく卒業生としてお願いする次第であります。

 このように毎年、本学関係者が事件を起こし、改まらない原因は、何か根幹に本質的な問題があり、教育という大義が失せている事に起因しているように思えてなりません。或は、大学、法人管理者がこのような重大な問題を軽視しているのであれば別問題です。私は「母校は、自浄能力があると信じていました」が、残念でなりません。そして、多くの真面目な「学生、教員、指導者、職員、卒業生」にこれほどの傷と迷惑を掛け、社会的な信用を失墜させている事に対する大学教学、大学法人は、本当に真剣に業務に取り組まれているのでしょうか

 

3.本学は、高名な見識ある経営陣に守られて

①本学に必要なのは真に必要な経営陣の選考基準

私の知識では、過去10年間の本学の大学アドミニストレーションを振り返りましても、法人では、新しい経営者体制がスタートされ新たに各方面の高名でご見識の高い方々(元警視総監、元総理夫人、馳浩氏:自民党森派細田派、現安倍派、元文科副大臣、前文科大臣で後に未成人女性に暴力(セクハラ行為)を行った人物元文科副大臣、前文科大臣、等々)を理事にお迎えし、また、松浪健四郎氏が経営者の長として(元文科副大臣経験者、元衆議員、二階派)をお迎えして改善、改革に乗り出され今日を迎えられているはずです。またサポーテイブなオブザーバー的な存在では、森喜朗氏(元総理大臣、元文部大臣、20年東京オリンピックパラリンピック組織委員会会長)、武部勤氏(元農水産大臣、二階氏の親友)、二階俊博氏が本学に於いて協力をしてくださっているようです。何故このような方々が必要なのかの説明は、何処にも成されていません。

このような政治家経営陣を取りそろえられて、本学の法人、大学教学に於かれては、どのような成果と結果を出されたのでしょうか。毎度事件が起きる度に、経営者の方々は、どのようなご意見とご指導を本学の為に述べられ、取り組まれているのか是非、公に開示して欲しいと思うのは、私だけでしょうか

②最高学府として教育機関であることに目覚めよ

  日本体育大学は、本質的に体育教員、教育者を養成、輩出する事を趣旨、目的にした「質実剛健」が伝統の大学教育機関であります。しかし、何故、いかなる理由で、いつから、このように変質した大学教育機関になったのか、卒業生の1人として、毎年毎回このような事件が母校に起きる度にいろいろな思いが頭の中を駆け巡ります。

本学は、文科省から大学設置の許認可を委託された大学法人の趣旨・目的に立ち返り、国の施策、方針を遵守し、本学の教育に関してのカレッジ・アドミニストレイションを確立し、次に体育のアドミニストレイションと本学の特徴であります競技スポーツのアドミニストレイションに於いて成果と結果が出せる体育教員、スポーツ指導者、社会人を育て世に送り、また社会に還元する事ではないのでしょうか

現在のような名称、肩書のみを付与するだけでは、既にスポーツ・アドミニストレイションのステップを踏み外しています。このような現状と現実では、決して他大学のモデル校になりえないです。日本に於ける大学教育と競技スポーツの原理原則に立ち返り、学生達をCOREとした大学教育の王道に立ち戻って頂くことを心より祈念致しています。

筆者の素朴な疑問

学校法人日本体育大学の経営者、管理者は、国策、方針である国交の無い渡航禁止国に学生達をスポーツ・文化交流という名目で、何故毎回引っ張り出す行為をされるのでしょうか。この様なプロゼクトは、十数年前に今日のような経営陣、経営者になってから始まったようです。日本政府、文科省、外務省は、学生達(未成年を含む)を危険なリスクを伴う国家への渡航訪問に関しての情報公開を一切行っていません。何故?

長年我が国には、拉致被害者家族の問題が未だ解決せず苦痛を与えています。このような御家族に対して、日本体育大学の経営者、大学教授会は、教育者としての配慮も気配りもなされないのでしょうか文科省、外務省は、学生達への生命に関わるリスクリスクを伴う行動、行為に対しての責任の所在を明確にされないで宜しいのでしょうか。

 

③学部名称、人材肩書より個の資質の強化・向上が大事

2008年に本学に招かれ、NCAA(全米大学競技スポーツ協会)、米国大学に於けるスポーツ・アドミニストレイションとアスレテイックデパートメントの必要性を説く講演を致した小生は、あるいみで責任を感じております。

素晴らしい多くの学生達、常識を兼ね備えられた教職員の方々は、沢山いらっしゃいます。後輩の学生達は、大人の事情に振り回されるのでなく、日々の学生生活に於いて、自ら観察、洞察力を養い、強い目的、目標を持って自分たちの母校の健全化と自身の目標に向かって、日々精進努力を積み重ねて行って下さい。

貴重で優秀な人材(学生達)の為にも、法人、大学教学の各責任者の方々は、ぶれない正論をもってして大学の教育者、指導者としての本分を是非全うして頂き、溺れ行く若者達に情熱の手を差し伸べて頂きたいと願う1卒業生からの思いとさせて頂きます。宜しくお願い致します。                  

 

文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレーター

スポーツ特使(Emissary of the SPORT)

お知らせ:この度は、お正月特別寄稿編とさせて頂きましたが如何でしたでしょうか。大学箱根駅伝に出場された学生選手達の心身の早期回復を切に願う次第です。そして、早期に後期のアカデミックへの集中力を高めて行ってください。

皆さんの本分は、あくまで高等教育の授業、実践演習活動のアクティブラーニングにある事を忘れない事です。