NO.2 スポーツアドミニストレーション論とスポーツアドミニストレーター
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私は、2005年9月より2017年3月迄、約10年間、日本の大学にてスポーツアドミニストレーション論の講義授業と付帯するゼミを指導して参りました。本専門分野、部門は、学問としてだけではなく、自身がスポーツアドミニストレーターとして日米通算で約40年にわたり、第一線級の競技スポーツの実践現場で培ってきた経験に裏打ちされたものであると確信致しております。
本講義科目及びゼミは、日本の大学スポーツ及びスポーツ界にとって学問と人材育成の必要性とその重要性を初めて実践演習(ゼミ)を通してご紹介させて頂き、講座を開設致しました、言わば先駆的学問並びに実践領域であると思います。
今日我が国の社会及び大学では、スポーツ・ビジネスマネージメント、スポーツ・マネージメント、スポーツ・マーケテイング、スポーツ・プロモーション、等々と称される学科、科目をよく耳、目にする時代になりました。
スポーツアドミニストレーションは、これら「専門分野、部門、部署をトータルマネージメント(統括、運営・管理)する行為の総称である」と考えて戴けるとわかりやすいと思います。既にスポーツ先進国では、体育(Physical Education)という表現を見聞きすることが珍しくなっています。
我が国の大学においても近年段々と体育の名称表現を変更する大学が増えて参りました。スポーツは、本来専門的に、スポーツリクレーション&レジャー、スポーツ健康医科学、競技スポーツ、観るスポーツの4分野に大別されます。
スポーツ・マネージメントは、こうした概念のスポーツに、マネージメントという「手」を加える事により新しい「ソフト」を生み、新しい「生命」をもたらすものです。
よってこの分野、部門は、スポーツを生産する為に重要不可欠な一つの要素となります。
文責:河田弘道
中央大学(CU):
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20101028.html
東京国際大学(TIU):
プロフィール:
http://kawadazemi.blog.jp/archives/8593731.html
戦歴と実績: