Kファイル╱スポーツドクトリンNO.217:河田弘道のスポーツ・アドミニストレイション基礎編より(II)

Kファイル╱スポーツドクトリンNO.217:河田弘道のスポーツ・アドミニストレイション基礎編より(II)

無断転載禁止             毎月第二、第四木曜日 掲載

河田弘道

スポーツ・アドミニストレイタ

スポーツ・アドミニストレイションの基軸は「Justice正義&Fairness公正」

日本にスポーツ・アドミニストレイション論の必要性を紹介

日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイターの先駆者

(プロフィールは別途ご検索下さい)

 

坂本幸雄様 

 今は亡き坂本幸雄さんに謹んで哀悼の意を表します。

 

坂本幸雄、元TI(Texas Instrumentsテキサス・インスツルメンツ)副社長,エルピーダ・メモリー社長、2019年11月、中国半導体最大王手の紫光集団 副総裁に就任、日本体育大学卒、日本体育大学元理事

   私は、2月14日の彼の突然の死が今も信じられません。彼とは、日本体育大学の同期であり、親友の一人でありました。彼は、今日迄努力を惜しまず、全く専門外の世界から世界の半導体業界のトップ経営者にのし上がった風雲児です。

つい先日(2月13日)は、3度も彼とコミュニケイションをしたばかりです。今月末に昼飯をしようと決めていました。しかし帰らぬ人となった事に人の命のはかなさを思わずにいられません。彼は、中国の紫光集団の副総裁として中国政府最高幹部から直接招かれ、契約の決断に至った事で彼の人生の最後の目的・目標を果たしたかったのだと思います。彼は、政治、政治家を好まず経営者としての「ビジネス・アドミニストレイター」を全うされた日本人戦士です。坂本幸雄は、いつ迄も我が親友であり、仲間です。

最後まで日本体育大学の現状、経営者達の資質と行く末を憂いていたのが印象的でした。どうか此れからは、奥様の側で平和な日々をお過ごしください。

深謝

河田弘道

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➡読者からの便り~

河田先生

Kファイル╱スポーツドクトリンNO.216号拝読いたしました。

スポーツ・アドミニストレーションを学ぶために「スポーツとは何なのか」まで遡る先生の姿勢にはこちらも背筋を正す必要があると感じました。

大学の教員として、そしてアスレティックトレーナーとして日々「スポーツ選手」と接している自分ですが、時折このような基礎に立ち返ることが必要だと分かっていながら、それを疎かにしてきたことにも気づかされました。

とくに「観る魅力」「観られる魅力」についての理解が本邦にはない、ところは武士道の悪い影響のように思えてきます。

例えば、野球の2塁手が、1・2塁間を抜ける打球を左手(シングル)で補給し、クルっと半時計方向に270度ターンしてセカンドのカバーに入っているショートの選手に送球するプレーを、国内の中学や高校の指導者は「カッコつけるな」と非難しますが、米国だと「ダブルプレーにチャレンジした」と褒められます。正面で捕球し、ミスするリスクを減らしたいという「一つも負けられないトーナメント主体の高校野球」と「リーグ戦で全てのチームに平等に機会が与えられて行われるアメリカのベースボール」の違いより、本邦特有の「出る杭を打ち、選手に対してマウントをとりたい」大人の歪んだ気持ちがそこに透けて見えて辛いです。

出る杭はもっと出ていかないと、日進月歩のこの世界では頂点に立てないのに、その競技を好きになったばかりの中学生や高校生の気持ちを折る指導をする人たちがあまりにも多いことにがっかりします。その方々もその時期は「観られる魅力」を感じていたはずなのに、と。

前任校で水泳部の監督をしていた時は、彼らがウェアを作りたいといったときは必ず口出ししてきました。どうしてもプロ意識に欠けたちょっとふざけた感じ、それも部員間でしか通じないメッセージを含んだものを作りたい、というケースが毎回のように上がり、その都度「どうみられるか、を考えなさい。唯一オリンピック選手たちと同じ試合に出る部活動なのだから、大学からも支援してよかったと思ってもらえるようなモノを作りなさい」とやり直しさせたことが何度かありました。モニター校としてまだ他には卸していない新製品をいち早く準備してもらえた時の選手たちの誇らしい姿は今でも時々思い出します。試合会場だけでなく、そこへの行き帰りも「観られる」ことを実感していたようです。最後は余談になりましたが、次の投稿を心待ちにしております。

大学教員より

➡卒業生からの便り~ 

河田先生

平素よりお世話になっております。SADの記事、拝見いたしました。大学生当時、先生の講義の背景にある膨大な実践経験を少しでも多く学び取ろうと、必死だった日々が懐かしいです。思えば私は先生の講義を受けることが大学に通う大きな目的で、そのために学費稼ぎのアルバイトに明け暮れておりました。

今や先生はそれをブログで公開してくださっております。ブログへとたどり着き、値千金の情報に無料で触れられる読者は幸福です。まだまだ経験不足や知識不足ゆえ、先生のブログから学び取りきれていない部分も多いと感じています。読む事だけでも辞めずに続けさせていただきます。これにより嘗て目も心も輝き、集中していた自分に戻ろうとポジティブなモチベイションにさせて頂いております。いつ迄も感謝の気持ちで一杯です。家庭を持ち社会人になった元河田ゼミ生。 読者より

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目次

Kファイル╱スポーツドクトリンNO.217:河田弘道のスポーツ・アドミニストレイション基礎編より(II)

I. SAD(スポーツ・アドミニストレイション)は各部門のSM(スポーツ・マネイジメント)をトータルマネイジメントするもの

先ず初めに

  ■スポーツ・マネイジメントとは何か?

  ■筆者が驚嘆した日本の大学教員

  ■筆者が米国の大学で体験した実践に即した科目

   SADの次なるステップ

  ■素朴な疑問と質問

II.スポーツに於ける組織は必要不可欠

 1.ガバナンスは組織を堅持

 2.組織には場所が大事

 3.集団・組織・団体の違いをご存じですか

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2024年2月29日   公開

Kファイル╱スポーツドクトリンNO.217:河田弘道のスポーツ・アドミニストレイション基礎編より(II)

無断転載禁止

I. スポーツ・アドミニストレイションは各部門のスポーツ・マネイジメントを統括運営・管理する

 

先ず初めに

 我が国に於きまして近年特によく耳にするのは、「スポーツ・マネイジメント」と称する言葉です。この言葉は、非常に便利な用語ではあるのですが、余りにも多岐にわたりフォーカス(Focus,焦点を合わす)し辛い特徴があります。

筆者は、10年ほど日本の私大の学部に所属し、スポーツ・アドミニストレイション論、スポーツ科学論の講義授業を行ってまいりました。その中に於いて専門科目の中でスポーツ・マネイジメント、スポーツ・ビジネスの看板を掲げて指導に当たる教員(教授職)の方々に疑問を抱きました。その発端は、ゼミ生から所属学部の各教員の講義内容について質問を受けたからです。その教授方は、いつどこでその専門の学位を納められ、何処でプラクティカル(実践的)なキャリアを有したか、全くその証が無い教員方が各学部で教授職を務めて居る事に驚嘆したのが第一印象でした。ゼミ生達が戸惑っている理由が初めて理解出来た次第でした。

そこで、この度は、スポーツ・アドミニストレイションの中枢の一角をなすスポーツ・マネイジメントと必要不可欠な組織に付いて触れて見ました

 

■スポーツ・マネイジメントとは何か?

簡単に言えば「スポーツに関する事業部門を経営、運営、管理する仕事」の広義な総称なのです。しかし、マネイジメントは、ビジネスのみだけに用いる用語でありません。皆様の身の回りを運営、管理するのもこれまた全てマネイジメントなのです。しかし、「スポーツ」や「ビジネス」の意味が大変広義なのでよけいに混乱もするし、人により解釈も異なるのです。

現代のスポーツ・マネイジメントには、スポーツ活動をやることに重点を置く、オペレイション志向とスポーツ活動を見せることに重点を置くプロダクト(プロデユース)志向が戦略的な特徴と言えます

■筆者が驚嘆した日本の大学教員

 米国の大学でもよくこんな事を耳にしました。スポーツ・マネイジメントって何? スポーツ・マネイジメントという言葉は、あいまいで、日本とアメリカでもその意味するとところは微妙なようです。

日本の大学でスポーツ・マネイジメント学科と名付けていてもコースの中身はまちまちです。よって、教えている教員もバックグラウンドもまちまちのようです

しかし、これは、酷い特例です。

日本の某総合大学では、教授がスポーツ・マネイジメント、スポーツ・ビジネスを教えているが、バックグラウンドは何と幼児体育、ある教授はリクリエイション、実技だったりしている教員もいるのです。此れには、大変驚嘆しました!

そしてまた、この専門分野、部門の教授職の方々は、一度もその理論、知識を一般社会、専門社会で実践経験を持たない方々が大多数である事です。これでは、受講する学生達の知識と理屈は増えても実践で使用、活用できるか否かの不安は拭えません。また社会に出て非常に戸惑う事に違いありません。

この様な状況が学内で起きている背景には、近年のスポーツブームが脚光を浴びている事から、此れ迄の体育、実技、スポーツの分野で伝統的な社会体育の分野で胡坐をかいていた教員達が、我先にと急遽、スポーツ・マネイジメント、スポーツ・ビジネス、等と看板を掛け替えた怪しい教授達が急増した証なのかも知れません。これらは、丁度一時期体育、スポーツ、元選手達がTV、マスメディアに顔を出す際に、我も我もとスポーツ・ジャーナリストを名乗った状況が、大学教育機関では、異なる看板を専門家の如く学生達の前で振舞っている様子が酷似のように思えます。

これは本人はさることながら、教授として採用、雇用している大学側の問題も大きいし無責任です。大学(カレッジ)アドミニストレイションの在り方とその採用の標準基準の規定・規約が存在しないのかも知れません。これは、大学の推薦人、任命権者、選考採用委員達が無責任すぎるのですが、どうも日本の大学では、採用時にその時々の学部、大学、法人に於いての忖度人事が罷り通る現実がこのような学生にとっても、大学にとっても不利益で、迷惑千万な歪んだ教員採用が今日も尚行われている大学教育機関の様子がうかがわれます。これらは、カレッジ・アドミニストレイターの貧困が此処に現れて居るように思えてなりませんが、皆様はこの実態をどう思われますでしょうか。

又真逆に、学部、大学、法人の意思に沿わない教員は、その教員が正論であっても排除されていく人事が罷り通っている事も確かなようです。読者の皆様の中には、胸に手を当てられると感じる教員、大学、大学経営者が居たのではないのでしょうか。

■筆者が米国の大学で体験した実践に即した科目

 米国の大学でのスポーツ・マネイジメント学科、大学院でのスポーツ・アドミニストレイション専門課程では、カリキュラムは通常以下のようになっています。代表的な専門科目をご紹介します。

①テイームスポーツのマネイジメント、アドミニストレイション

②選手のマネイジメント

③スタジアムのマネイジメント、アドミニストレイション

④スポーツ組織・団体のアドミニストレイション

⑤スポーツ・ビジネスアドミニストレイション:スポーツを通しての商品化、企業のマーケテイング、プロモーション(スポーツイベントの企業スポンサーシップ、選手との個人契約、他)

⑥スポーツその本体のマーケテイング、プロモーション(グラスルーツスポーツ=草の根スポーツの推進等)

⑦スポーツに関る法律(Title9,Liability,Risk Management)

⑧スポーツ・マネイジメントのコースカリキュラム、テキスト作り(大学)比較的に新しい領域なのでこれから途上改善、改良がなされていく。

⑨他人文、自然科学の専門科目多数

SADの次なるステップ

 MBA(Master of Business Administration)がビジネスを一般的に学ぶところであるのに対して、スポーツ・アドミニストレイション(Sports Administration)は、特に大学院レベルでマーケテイングやプロモーション、ヒューマンリソース(人事)、他を含むスポーツに関する経営、運営、管理を専門的に学ぶところです。近い将来、MSA(Master of Sports Administration)の学位が確立されると思われます。

■素朴な疑問と質問

 ManagementとAdministrationって何がどう違うんですか?

日本では、この専門分野、部門が確立されていない欧米の模倣、受け売り的な要素が強くあり、今スタートしたばかりのようです。米国の大学に於いては、学部(Undergraduate  School)では、スポーツ・マネイジメント学科、大学院(Graduate School)では、スポーツ・アドミニストレイション専門課程と厳密に区別しています。

私も、大学院時代にこの質問を担当教授に授業中にしたことがあるのを記憶しています。教授の回答は、「アドミニストレイションの人間がマネイジメントの人間を雇い、その人達を運営、管理しているのだ」との教えを受けた。こう説明、指導された時に私は、この説明でなるほどと素直に脳裏に落とし込めたのを今も鮮明に記憶しています。

それでは、選手のエイジェント(代理人Agent)やスポーツイベントの企画運営はマネイジメント、それを包括する組織、団体や企業の経営管理がスポーツ・アドミニストレイションか?現場の人間(マネイジメントする人達)が働きやすいようにバックアップ、サポートするのが経営側(アドミニストレイション)の役割」とこれも間違いではありません。しかし、アドミニストレイションとマネイジメントの区別は不明瞭で、日本では、マネイジメントと呼んでいるようですが、これはアドミニストレイションの本質を学ばれていないからだと考えられます。その意味説得力に欠けるのは、オリジナリティーのない(米国からの受け売り的)悲しさでもあるのだと思います。

 

II.スポーツに於ける組織は必要不可欠

1.ガバナンスは組織を堅持

  ガバナンスという言葉は、近年これ程日本国であらゆる分野で使用されているカタカナEnglishが嘗てありましたでしょうか。この用語を品パに使用される方々は、格好いいと思われている方々か、何かをごまかす事を目的に用いられているのかも知れません。しかし、残念ながらこの用語をどれ程の一般国民、社会で理解されているか、誠に疑問に思えてなりません。マスメディアで報道、掲載なされる場合は、是非面倒でも日本語訳を付けて置かれた方が親切だと思われますが、如何でしょうか。 

ガバナンス(governance)とは「統治・支配・管理」を示す言葉です。スポーツ組織とは、スポーツに関する特定の「目的・目標」を持つ複数の個人や集団によって構成され「統括・統制力」を持った組織体のことです。 

スポーツ組織の成立要因は、そこには規則・ルールが必要不可欠なのです。

競技スポーツの特徴は、勝敗を競い合うものです。勝敗を競う為には、各競技種目別にルールが必要で統一されていなければフェアーではありません。競技の勝敗を決するためのルールは、個々の参加者が話し合いで決める事は不可能です。ルールは、一部代表者達が規定を起案して、長い年月をかけて醸成されて熟成して行くものであり、ここで志を同じくする参加者達はこれに従う事を約束しなければなりません

統一されたルールに従う集団は、競技会への参加資格が得られ、競技の結果、成績、競技力もまた正当化されるのでなければならない。また、ルールとは、勝敗を競う試合のみにあらず、「スポーツ競技を運営、管理するルールも試合と同じに必要不可欠」なのです。日本のスポーツ・アドミニストレイションの欠陥は、このスポーツ競技を経営、運営、管理するルールをリスペクト(尊敬,尊重)しない点にあるのです。その悪例が東京五輪組織委員会のアドミニストレイター達は、不誠実なルール破りの集団と化し、今日最高責任者は、逃げ回っている次第です。

2.組織には場所が大事

次に必要とされるのは、「組織を経営、運営、管理する場所」が不可欠なのです。

競技スポーツは、勝敗を競う為の場である事はご承知の通りです。その競技場は、参加者たちにとっても公平中立な場の設定が不可欠です。規則・ルールに明文化されるべき重要な項目なのです。ホームとアウエイ方式は、このフェアネスを維持する為の方式なのです。

このようにスポーツの組織とは、規則・ルールに従うスポーツ集団の集合体がスポーツの組織と言われる所以なのです競技会は、必然的に地理的・地域的な要因が伴うので各地に分散を余儀なくされるのです。そこで各地に分散した集団は、組織を形成してその組織が大同団結して全国規模の組織に発展し、各種の競技スポーツ組織が団体を形成して行くのです。

スポーツ組織の例-               

スポーツの組織というと皆さんは、IOC国際オリンピック委員会FIFA(国際サッカー連盟=Federation International Football Association)、全日本高校野球連盟、日本サッカー協会(Japan Football Association、略称:JFA)、日本陸上競技連盟全日本柔道連盟、等といった種目別の各競技団体や日本スポーツ協会JSA(旧日本体育協会)は、長年に渡り日本体育協会と言い張って参りましたが、等々体育はスポーツでない事を認めざるを得なくなりようやく看板を書き換えた次第です。都道府県・市区町村は、今尚体育協会の名称を改める事も無く継承しているのが現状です。

米国に於いては、USOC(United State Olympic Committee),NFL(National Football League),NBA(National Basketball Association),MLB(Major League Baseball),NHL(National Hockey League),

NCAA(National Collegiate Athletic Association、全米大学競技スポーツ協会), etc.が代表されるスポーツ組織です。

3.集団・組織・団体の違いをご存じですか

 ここでは、整理を兼ねてスポーツには不可欠の組織・団体について述べておきます。

組織・団体を語る前にその前段となるのが、「集団」と呼ぶ集りが在ります。

それは、複数の人々の間で規則性と持続性がある相互行為や関係があり、されにある程度共通、共有する志向が分有されている状態の事を「集団」と呼びます

一例として、クラブやサークル活動は、愛好者の集まりで、その規模、人数、役割分担等で見る限り組織より集団と表現した方が適切なのです。

次に特定の目的・目標を達成するために、個人や専門的に分化した諸集団の活動を動員、統合するシステムが機能している事を「組織」と呼ぶのです。即ち、スポーツ集団を統括し、統制する団体をスポーツ組織と捉えることができます。

例えば、企業スポーツ、テイームは、会社の中の一組織として制度化され、学校の部活も同様、総合型地域スポーツクラブも同じ形態を有していることから組織と呼ばれます。

注:ここでいうシステムとは、各構成要素が相互にある種の関係を持ちながら形成する一つの「全体」を指す。役割や制度に焦点を当てた場合は組織と捉える。

最期に整備された組織を持つ集団を「団体」と呼ぶのです。即ち、1つの競技団体がその下部に複数の競技組織を有すれば団体と称する。

以上上記は、集団、組織、団体に付いて整理致しましたが、ご理解頂けましたでしょうか。お役に立ちましたら幸いです。

 

文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレイター

スポーツ特使(Emissary of the Sports)

紹介:G-File (長嶋茂雄と黒衣の参謀)文芸春秋社 著 武田頼政

   Kファイル╱スポーツ・ドクトリン、

   KファイルNews Comment by Hiromichi Kawada

お知らせ:

 読者の皆様は、多種多様な分野、部門をご経験されて来た方々、現在仕事として携わっていらっしゃる方々、此れから社会に向かわれようとして方々がいらっしゃられると推測致しております。ポーツ・アドミニストレイションは、スポーツだけに関わらず多岐にわたり共通・共有する専門分野である事を改めてご理解して頂いていますのでしょうか。此れから社会に挑戦される方々は、特にこの基礎編を確りと学び身の回りのあらゆることで実践経験を積んで頂き、肥やしにして頂きたく思います。