Kファイル:特別緊急掲載           2021年2月13日

Kファイル:特別緊急掲載           2021年2月13日

ご提案

次期東京五輪組織委員会の会長職は、開催まで残り4カ月を残しました。

東京五輪開催について最も重要かつ重大な案件であるのは、7月23日に開催するか中止しにするかの判断および決断をするための「医科学的な根拠」を集約し、国内外にその根拠を示す為のリーダーシップを備えた人物が男女を問わず求められているのが現実の最大の課題です

現在の国内の状況を鑑みますと今すぐ明日にでもこのような人物を選考するのは、三度目の不適格者を選出するリスクが高まっています。このような現在に於いて、今尚領地争いをしている庄屋さんと大名の方々では、日本国としてさらなる恥と信用を無くす何物でもないと思われます。

 

スポーツ・アドミニストレイターとしての緊急提案を申し上げます。

現在混乱を来しています主たる原因は、東京五輪組織委員会評議員、理事達及び関係自民党国会議員達の本音が、東京五輪の後のスポーツ界での自らのポジションと利害、利権を心配されての関係者が略大半であると推測されるからです。既に後の人事まで内定されている役員もいるかに聞き及んでいます。

この事を鑑みますと、国内外の理解と五輪の理念からも残り時間を無駄にしない為にも「東京五輪大会組織委員会会長」は、会長代理(或いは代行)と補佐を選出する事が自由民主主義国家としての体を保つことが出来る方法と思われます

そして、誤解を恐れず申し上げますと「会長代理(代行)には、本組織委員会副会長の山下泰裕氏(IOC委員、JOC会長、全柔連会長)、会長代理(代行)補佐には、山口香氏(JOC理事、筑波大教授)」がバランスの良い緊急事態の中での人選かと思います。読者、視聴者の皆様の中には異論もあるかと思われます。

しかし、本処置は、あくまで緊急事態であることが大前提です。お二人が共に柔道界出身者であることを懸念される方がいるかと思いますが、山口香氏は、バランス感覚を持った強い信念の持ち主であると観察させて頂いています。ご心配なく。

理由:

1)山下氏は、森喜朗氏をリスペクトされる方である。

2)山口氏は、日本の今後の女性スポーツ・アドミニストレイターのホープ

  森氏の影響力下にないフェアーな人材とスポーツ医科学に精通している。

  国内外の注目に合致した文武両道の女性の人材である。

3)国内外が拒絶反応を示している政治、政治家色を薄める効果。

4)次世代のスポーツ・アドミニストレイターを育てる為この短い任期中に

  生きた貴重な実践体験をして頂きたい。

5)ご両名には、本東京五輪負の遺産を背負って頂く責務は問われない。

以上が主な理由とさせて頂きました。読者のご理解を頂けましたら幸いです。

 文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレイター

スポーツ特使(Emissary of the Sports)